時空を超えたエネルギーを手にする~引き寄せの法則~

こんにちは、えんじゅです。
今回は「引き寄せの法則」について。

そもそも引き寄せの法則とは、
「引き寄せの法則」は科学的に証明されておらず、量子物理学などの科学概念が援用されている。
wikipedia: ザ・シークレット より
とあり、「ポジティブな姿勢を保ち、意識し続ければ叶う」と、世に広く伝わっているものです。
しかし、その一方で、
科学者は疑似科学であると述べている。歴史認識の誤り、独断的な見解、共感や想像力の欠如、物質的豊かさに過度にフォーカスしていること、社会や政治など現実への関心を失わせるような論理・倫理、極度に単純化された教えなどの指摘・批判がある。
wikipedia: ザ・シークレット より
といった、疑似科学(非科学)であるといった、否定的な見解もあります。
そこで、量子物理学の観点から、引き寄せの法則とは何者であるかを考えてみましょう。
時空を超えたエネルギーを手にする
一般に、ものを動かすにはエネルギーを必要とします。
そして、動くことによってエネルギーが生じます。
自転車は漕ぐ力で進み、自転車が進むことで推進力が生まれるということです。
所謂、「E=mc²」の数式です。

以前の記事「アインシュタインからの手紙~愛の爆弾~」でも書きましたが、この数式は、引き寄せの法則を物理学で説明する際にも用いることが出来ます。
数式のm(質量)を行動に、c(光の速度)を意識に置き換えることで、
行動 × 意識 の2乗 が得られるエネルギー量となります。
この場合のエネルギーは、何を意識して、どう行動したか、に掛かってくるわけですが、意識の周波数帯の高低によってそのエネルギーの質も変わってきます。
ワクワクするような高い周波数にはそのエネルギーが、
不安や恐怖のような低い周波数にはそのエネルギーが、
それぞれ行動した分だけ変換されて帰ってきます。
そして意識は光子(フォトン)です。
(※フリッツ=アルバート・ポップ博士提唱)
フォトンは「量子もつれ」という現象により、時空に縛られません。
今が、過去にも未来にも作用し、
過去が、未来にも今にも作用し、
未来が、今にも過去にも作用する。
より高次(時空を超越した)の意識で以って、自分だけの為ではなく、全体を含めた自分の為になるような行動を最大に発揮することで、時空を超えた大きなエネルギーを手にすることとなります。

これが量子力学の視点で見る「引き寄せの法則」です。
量子もつれや、ゼロポイントフィールド、超ひも理論など、量子力学の細かい説明はとても長くなるので割愛していますが、これらが引き寄せの法則を確証させるというわけではありません。
大切なことは、どう捉えて、どう解釈して、どう自分に活かすのか、という「意識」。
最後に、アウシュヴィッツで家族を全員殺されながらも、その後、精神科医、心理学者となったヴィクトール・フランクルの言葉を載せます。
どんな権力者でさえも「思うこと」だけは他人から奪うことは出来ないのです。
あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。
ヴィクトール・フランクルの言葉『夜と霧』より
wikipedia: ヴィクトール・フランクル
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