1. HOME
  2. お便り
  3. お便り
  4. アインシュタインからの手紙~愛の爆弾~

アインシュタインからの手紙~愛の爆弾~

こんにちは、花籠陰陽堂 えんじゅです。

突然ですが、皆さんは「E=mc²」という数式を知っていますか?

エネルギー(E)=質量(m)×光速度(c)の2乗

質量の消失はエネルギーの発生を、エネルギーの消失は質量の発生をそれぞれ意味する。したがってエネルギーを転換すれば無から質量が生まれる。

wipipedia: E=mc2 より

一見するとなんだかよく分からない難しい数式のように感じますが実はいたってシンプル。そして、この数式を発表した人物こそ、あの有名な物理学者アインシュタインです。

アルベルト・アインシュタイン

この名前を知らない人はあまりいないと思います。

特殊相対性理論、一般相対性理論、相対性宇宙論、光と粒子と波動の二重性などの提唱者であり、「20世紀最高の物理学者」「現代物理学の父」とも評されていますが、人生で様々な紆余曲折を味わっています。

その中で、世界で最も有名な数式「E=mc²」を発表。
この式は、この世で最もシンプルで最も美しい数式とされています。

しかし、反戦主義者であったアインシュタインからするととても皮肉なことに、この数式はやがて原子爆弾の計算にも使われることになります。
(彼は逝去する前年の1954年に、「もしヒロシマとナガサキのことを予見していたなら、1905年に発見した公式は破棄していただろう」と語っています)
※詳しくはwikipediaアルベルト・アインシュタイン参照

万物のあらゆる現象を立証するために、宇宙、光、重力、電磁力などの物理学研究に翻弄する彼ですが、その独特な性格ゆえに家族関係はあまり良好ではなかったと言われていますが、身分や人種の問題、様々あったようです。

詳細はこちらのブログ記事を参考ください。
(参照:科学哲学ニューズレター No.36 アインシュタインの裏側

そんな人間関係に波乱万丈あったアインシュタインですが、最後に娘に託したとされる手紙を紹介しましょう。

この手紙、スペインの小説家による創作とも言われている一方、アインシュタインの娘リーゼルが、父親の死後20年間は内容を公開しないという指示を添えて、ヘブライ大学に寄付していたという話もあります。

真偽のほどは定かではありませんが、本当に大切なことがこの文中にぎっしり詰まっています。

紹介する手紙は、その中の1通の後半部分の抜粋になります。

アインシュタインから娘への手紙(後半抜粋)

私が相対性理論を提案したとき、
ごく少数の者しか私を理解しなかったが、
私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、
世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。

必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを
社会が受け容れられるほど進歩するまで、
お前にこの手紙を守ってもらいたい。

現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、
ある極めて強力な力がある。

それは他のすべてを含み、かつ支配する力であり、
宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、
しかも私たちによってまだ特定されていない。

この宇宙的な力は「愛」だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、
彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。

愛は光だ。

それは愛を与え、かつ受け取る者を啓発する。

愛は引力だ。

なぜなら、
ある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。

愛は力だ。

なぜなら、
それは私たちが持つ最善のものを増殖させ、
人類が盲目の身勝手さの中で絶滅するのを許さないからだ。

愛は展開し、開示する。

愛のために私たちは生き、また死ぬ。

愛は神であり、神は愛だ。

この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。

これこそが、私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。

それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを
学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、
私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、
私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。

「E=mc²」の代わりに、私たちは次のことを承認する。

世界を癒すエネルギーは、
光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、
愛には限界がないため、
愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。

私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に
人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで
自分たちを養うのは急を要する。

もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、
もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、
もし私たちがこの世界と
そこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、
愛こそが唯一のその答えだ。

恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと
身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、
愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分の中に小さな、
しかし強力な愛の発電機を持っており、
そのエネルギーは解放されるのを待っている。

私たちがこの宇宙的エネルギーを与え、
かつ受け取ることを学ぶとき、
愛しいリーゼル、
私たちは、愛がすべてに打ち勝ち、
愛には何もかもすべてを超越する能力があることを
確信しているだろう。

なぜなら、愛こそが生命の神髄だからだ。

私は自分のハートの中にあるものを
表現できなかったことを深く悔やんでおり、
それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。

恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、
私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに
到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。

お前の父 アルベルト・アインシュタイン

愛とフォトンと引き寄せの法則

愛とは何でしょうか?

人はどのような立場においても、その意識下には「何かを善くしたい」という善意の意識が伴います。

この善意の意識(愛)こそが、全てのエネルギーの根源(ゼロ・ポイント・フィールド)である、という説があり、人の意識は光子(フォトン)である(フリッツ=アルバート・ポップ博士提唱)、という研究もあります。

光は秒速30万キロの速度。
これを「E=mc²」に当てはめてみると、質量を1とした場合の光の持つエネルギー量は、その2乗にあたる秒速900億キロ分のエネルギーとなります。

このエネルギーに質量を乗算します。
すると、どんなに小さな質量でもエネルギーは発生するという計算式になります。

質量とは、物質そのものの重量だけではなく、動けば重くなる、というような、運動量(行動量)にも当てはまります。

つまり、ワクワクの意識(強いフォトン)を持って、それに向かって行動(強い質量)することで、

エネルギー(E)=行動(m)×意識(c)の2乗

に見合ったエネルギーが生まれるということで、意識して行動するということが、膨大なエネルギーに繋がるのです。

善意の行動力(愛意識の行動)で、どんどんエネルギーを発生させましょう。

このエネルギーを何に使うか、どう叶えるかはあなた次第です。

記事一覧

槐 木所亮介

東京動物専門学校卒業後、ハリウッドの動物プロダクションに就職。その後、大阪や神戸のテーマパーク施設でショーを手掛け、芸能プロダクションで俳優業を行う。現在は、忘れ去られてしまった「古来の日本人の質感」を現代に活かす為の活動を主としている。 修験者(山伏)、陰陽家、アニマルトレーナー、脚本家、演出家、...

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。